浴室掃除

お風呂場の汚れ(カビ・水垢など)を防ぐには!

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お風呂場の汚れは予防が大事

お風呂場の掃除は、カビや水垢などの面倒な汚れが多くやることが多いうえに、少しの間掃除をしないでいるだけであっという間に汚れが広まってしまうます。
なので、「嫌いな家事ランキング」などで上位にランクインしやすいのがお風呂掃除です。

そんなお風呂場の掃除ですが、お風呂場は少し工夫して予防を行うことで、その掃除の頻度を最小限に抑えることができるのです。

今回はお風呂場掃除が面倒だという方々に向けて、お風呂場掃除を極力抑えるための予防法を紹介していきたいと思います。

お風呂場の汚れの予防法

①お風呂場を冷水で流し、水気を拭き取る

お風呂場の汚れで最も代表的な汚れが『カビ』『水垢』です。
カビは湿度と温度の高い場所を好んで繁殖します。
なので、お風呂場で最後にお湯を使った人が、冷水でお風呂場を流すことでお風呂場の室温を下げ、お風呂場の中の水分をスクイジーなどで切ってタオルで拭き取れば、お風呂場内を高温多湿の状態で無くすことができ、カビの繁殖を抑えることができます。

ここで

「それなら換気扇や浴室乾燥でいいんじゃないか?」

と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここで問題になってくるのがもう一つの汚れ『水垢』です。

水垢は水道水の中に含まれるカルキやカルシウムを始めとしたミネラル各種が、水分の蒸発に取り残されて固まり、それが積み重なることでできる汚れです。
お風呂場内の水滴をそのままにして換気扇や浴室乾燥で乾燥させてしまうと、カビは生えにくいかもしれませんが、水垢がドンドン積み重なってしまい、鏡やお風呂場の壁に非常に頑固な鱗となってしまいます。
そのため、お風呂場の乾燥のためには、水分の拭き取りが大切になってくるのです。

なので、お風呂を最後に使った方は、スクイジーや自分の体を拭いたタオルなどを使い、お風呂場の水分を取り除くことで水垢の予防を行ってください。

 

②お風呂場に置くものはできるだけ少なくし、吊り下げておく

洗面器やイス、シャンプーなどのボトル、子どもの玩具など、お風呂場には様々なものが置いてありますが、これらをそのままお風呂場の床や棚に置いていると、接地面の水分が残ってなかなか乾燥せず、カビやヌメリの原因になってしまいます。

なので、お風呂場に置くものは最小限にし、100円ショップのS字フックやカゴ、ネットなどを使って吊り下げておくようにすると、しっかりと水分が切れ乾燥しやすくなり、カビやヌメリの予防になります。

また、同じ理由でシャワーのノズルヘッドも高い位置にセットし、シャワーホースが床に着かないようしておくと、ホースのカビやヌメリを予防できます。

 

③排水口に毛取りネットを

100円ショップなどで売っている排水口に着ける毛取りのネットやシートは、コストパフォーマンスに優れた非常に有用な予防グッズです。
着けておけば毛やゴミが自然と引っかかって、そのまま捨てる事ができるので、排水口に毛やゴミ・ヌメリの固まりが絡まり詰まることを防ぐことができます。
なので、掃除にかかる手間も、格段に減らすことができます。

 

④重曹風呂

お風呂に入浴剤として重曹を入れます。
重曹は弱アルカリ性のエコ洗剤として、浴槽の湯垢や皮脂汚れ・カビに有効ですが、入浴剤としても使えるのです。

湯船に重曹を大さじ1~3杯ほど。
効能としては、洗剤なので身体の皮脂汚れや老廃物をキレイにしてくれますし、角質も取りやすくしてくれ、体臭の改善などにもなります。
また、重曹の細かい粒子にはスクラブ効果もあります。

重曹風呂は毎日入ることはNGで、週に1・2回程度しか入れませんが、その1・2回でも浴室の汚れ予防に大きく役立ちます。

重曹は上述したように、弱アルカリ性で浴槽の湯垢や皮脂汚れ・カビに有効なので、お湯を貯めた浴槽の湯垢や皮脂汚れ・カビやヌメリを軽減してくれます。
残り湯はイスや洗面器のつけ置きなどの掃除に利用することもできますし、流した排水口のカビやヌメリも軽減てくれます。

しかし、むやみに重曹風呂を作って入ることは危険ですので以下の事に注意してください

※注意
●重曹をむやみにたくさん入れない
 入れすぎるとお湯がアルカリ性に偏りすぎて乾燥肌を起こしてしまうため。

●重曹風呂は高頻度で入らない(入っても週に1・2回)
 高頻度で入っていると肌がアルカリ性に偏りすぎて、一部の細菌が繁殖すやすくなったり、かえって体臭がきつくなってしまう場合があるため。

●敏感肌・乾燥肌の人は注意
 皮脂を除去するので乾燥肌になりやすく、肌への刺激もあるため、敏感肌あ乾燥肌の人は慎重に相性を確かめながら、お風呂から上がった跡はしっかりシャワーで洗い流すこと。

●追い焚き機能は使わない
 重曹の弱アルカリの成分が、風呂釜内部の金属を傷めてしまうため、追い焚きで風呂釜内部に取り込んではいけない。(追い焚きせずに流してしまうのならOK)

 

最後に

今回はお風呂場掃除が面倒だという方々に向けて、お風呂場の掃除を極力抑えるための予防法を紹介していきました。

お風呂場の汚れは広がりやすく、面倒な汚れが多いので、汚れの発生を予防し抑えることが大切です。
今回紹介した予防法を、家族で守りながらお風呂を使っていれば、お風呂をキレイに維持して気持ちの良いバスタイムがおくれるでしょう。
年末に大掃除も多少は楽になるでしょうし、プロに依頼して本格的なクリーニングが必要になる頻度も少なくなるでしょう。

しかし、どうしても掃除が必要になった際は、さらに汚れが進行して掃除の手間が増える前に、是非早め早めの対処を心がけましょう。

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